飾り包丁は食材の種類を問わずに使えるおすすめの切り方で、名称は違いますが隠し包丁とも同じ意味を持ちます(桜などの形に切る飾り切りは全く違うものなので注意)。子供のひな祭りや卒業式など桜の季節も近いですし、とっておきの料理を準備しましょう!
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ひな祭りや卒業式など、お祝いごとが重なる嬉しい季節がもうすぐやってきますが、このひな祭りなどによく振舞われるちらし寿司、にんじんが梅の形(これ、実は桜じゃないんです)に切られていたりすることはありませんでしたか? 桜や梅の形をした型抜きなどで手間を省くこともできますが、もともとこのようなにんじんの梅は、包丁一本、その名も「飾り切り」という手法でで作られていました。切り方をまとめたサイトもあるので、今度のひな祭りや卒業式のお祝いに、ちょっと手を込めたちらし寿司にトライしてみてはいかがでしょう?
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飾り包丁というのは、日本古来から伝わる「食材を見た目よく、しかも美味しく料理する」ための技術の一つです(ちなみに、お花の形に野菜を切ったりするのは「飾り切り」で、名称は似ていますが別物です)。イメージしやすいところでは「お鍋の中のバッテン(×マーク)しいたけ」でしょうか。 お料理の本などの和食メニューを見てみると、煮物などには大体この飾り包丁が入っていますので「こんなところにも!」となんだか感心してしまいますよ。
名称は「飾り」となっている割に、この飾り包丁は思いっきり見える部分に包丁で切り込みを入れてしまいます。ふろふき大根などで利用する隠し包丁(別名称・忍び包丁)の技法とは正反対の種類に思えるのですが、それによって得られる効果は同じだったりするんです(火の通りが良くなったり、味の染み込みが良くなるといった点ですね)。 どちらがいいか、というのは家庭料理ではあまり関係ありません。食べやすく、何よりみんなで美味しく食べられるように作れば一番!ですよ。
飾り包丁の切り方は、煮物など限られた種類の料理に使われるものではありません。生もの、たとえばお刺身をさばく時も、この切り方ができるともっと食べやすくて美味しいお刺身ができます。 一番わかりやすいのが、噛み切るのが大変なイカのお刺身。ただ切っただけでは子供にはとても食べにくいものですが、イカの繊維を両断するように切ってあげると、食べやすいお刺身に大変身します(これは、お年寄りのいる家庭でもおすすめです!)。 ちょっと切り方を増やすだけで、ぐんとお料理がグレードアップしますよ!
子供が大好きな、お弁当の中のウインナー。カニやタコにしたりしますが、やっぱり時間が無いときは横に切り目をさっと入れて炒めてしまいますよね。このウインナーに入れた切り目、実は日本料理で言うところの飾り包丁なんです。 そんなご大層なと思うかもしれませんが、この切り目を入れずに炒めると、ウインナーの皮が膨張してパンクしてしまい、あんまり見た目もよろしくありません(実験してみました)ので、お弁当のウインナーは必ずひと手間加えてから料理することをおすすめします。